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日本とドイツの働き方の違い

 

大好きな池上さんの番組で学んだ

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ドイツといえば、日本人とわりと気質が似ていると、よく言われますよね。ドイツ人も日本人も勤勉というのは、有名なイメージ。でも働き方に関しては、かなり違いがあるようです。
 
ドイツでは、人生の早い段階で大学進学組と職業訓練校組に選別されるそうです。職業訓練校組も、がんばって技術をみがいて、マイスターという称号を取れば、社会的な地位もずいぶん高いんですって。
 

 

このシステム、すごくいいと思います。日本は、経済的に大学に行く選択肢がある人は、大多数が大学に進学しますよね。勉強が自分に合っているのかもわからず、ただ、「大学ぐらいは出ておかないと…」と。でも、誰もが勉強が得意なわけではないし、そうでなくてもいいと思います。大学を出ている人の方が、高卒の人よりも社会的地位が高い、という風潮がいけない。
 
私は、もしも、もう一度人生をやり直せるのなら、自分の好きなこと、自分が上手くできること、をしっかりと見極めたうえで、進学先を決めたいです。大学へ行って、その先にやりたいことがあるのなら、それもいいし、何かしらの技術者のもとに弟子入りすることで、自分がやりたいことにたどり着けるのなら、そんな選択肢も欲しかった。高校の進路指導では、とりあえずほぼ進学しか無いような感じだったなぁ。
 
番組で池上さんが紹介していた、もうひとつの興味深い情報。ドイツではホワイトカラーの職業の人たちは、就労時間が日本人よりもずっと短いのに、平均の年収は多いんですって。日本人サラリーマンの現在の平均年収を400万円とすると、ドイツでは500万円だそうです。
 
ドイツ人は、決まった就労時間中は、ものすごく集中して、効率よく仕事をこなす。でも、夕方5時になったら、ピタッと仕事を辞めて帰宅するんですって。素敵です。私は会社勤めではないので、ゆるゆる働かせていただいている方ですが、周りのみんなの話を聞いてると、サービス残業の多さに、気の毒になります。
 
ちなみに、アメリカで働いている姉も、残業はせずにビシッと帰宅するそうです。その代わり、ランチの時間も仕事をしているそうです。姉はランチを食べたら眠たくなって仕事に集中できなくなるので、ランチ返上で働くのは合理的なようです。私がオフィスで働いていたら、私もその方法を見習うと思います。
 
今、「働き方改革」ってニュースでよく聞きますけれど、実際にはどうなんでしょうね。政府は、「プレミアムフライデー」とか「キッズウィーク」とか、新しい試みをたくさん取り入れようと頑張っているようですが、う~ん、どうでしょうねぇ。定着しますかねぇ。私の周りでは、そこそこの大きな企業に勤めている人たちに聞いても、プレミアムフライデーなんてやってないそうです。
 
 

まとめ

 
新しい制度をどんどん作ってみるのではなく、それより、日本人全員の仕事に対する考え方を変えていく必要があるような気がします。でも、それが難しいんですよね。ちなみに、私は今からまた進路選択をやり直すなら、獣医師になりたいです。もしくは、農業に従事したい。あと、細かいことが得意なので、仏像の修繕とか。
 
でも、今の仕事にも満足していますし、時間が戻るわけではないので、仏像修繕などのキャリアは妄想にとどめておいて、今自分が置かれている状況を楽しもうと思います!