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国民健康保険について考えてみる

 
 

日本の国民健康保険は悪くない

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ご存知の方も多いかもしれませんが、日本と比べてアメリカの健康保険制度はひどいもんです。オバマ前大統領は国民のすべて(ほとんど?)が健康保険を購入できることを目標にオバマケアを設定したのですが、日本の国民健康保険のように公的な保険ではないんですよね。

 

オバマ大統領のおかげで、低所得層の多くの人々が保険に加入できたようですが(補助金が出たんですね)、今まで保険に入っていた低所得層以外の人たちにとっては、あまり変化はなかったそうです。健康に気を付けていると、ちょっと得点があったり?
 
なぜ、いきなりアメリカの健康保険の話かというと、私の姉は今アメリカに住んでいるのですが、数年前にレストランで食事中に急に気分が悪くなったそうです。一瞬気を失ったのですが、すぐに気が付きました。でも、気を失っている間に、お店の人が救急車を呼んでしまったんです。というか、呼んでくれたんです。
 
救急隊員が到着すると、姉は「もう大丈夫だから、もういいです。」と救急車に乗ることを拒否。しばらく押し問答したのち、救急隊員もあきらめ「救急車には乗らないでいいから、自家用車で病院へ行って検査は受けてください。」と言ったそうです。
 
なぜ、姉がそこまでかたくなに救急車に乗るのを拒んだかというと、アメリカでは1回救急車に乗ると、それだけで何万円もかかるそうなんです。もちろん、姉は健康保険に加入してます。それでも、です。
 
アメリカの保険はお金を払えば払う程カバーされる範囲が広くなります。だから、上を見たらきりがない。毎月の掛け金に大金をはたいている人は、きっと救急車代もカバーされるんでしょう。
 
そう考えると、日本の国保は本当にありがたいです。低所得の私には安い掛け金とは言えませんが、それでも安心です。
 
「カナダなどは、医療費が無料らしいからうらやましいなぁ」という人もいますが、カナダ人の友人に聞くと、ぜんぜんよくないそうですよ。無料だからいつも混んでるし、何時間でも待たされるし。所得税や消費税をはじめとする税金も日本よりずっと高いし。
 
だから、日本の国保は、適切な掛け金(う~ん、もう少し安い方がありがたいけど)で、適切な医療を受けられる、という点では本当に優れていると思います。
 
 

将来もこのままの制度が続くのか

 
でも、先日、母とおしゃべりをしているときに、母が何気なく言った言葉に衝撃を受けました。年金の話をしていた時です。将来受け取れる年金は、今よりずっとずっと少ないはずだし、私はちゃんとそれを見越して計画してるよ!と胸を張って話していたところ、「健康保険の自己負担も上がってるかもしらんしな。」と。
 
それは見越してませんでした!!
 
はぁ~。そうかぁ。今のまま3割負担がいつまで続くかわからないなぁ。4割、5割と上がっていったらどうしよう…。
 
 

まとめ

 
こうなったら、病院いらずでいつまでも元気でいるのが一番。もちろん、いくら気を付けていても、予期せぬ病気に侵される可能性は誰にでもあります。うちは癌家系だし、なおさらです。
 
でも、定期検診をしっかり受け、自分のできる範囲で健康に留意して生活をしていくのが、一番の防御策かと思います。それでも病気になったら、それは仕方のないこと。
 
将来の心配ばかりするのは心にも身体にもよくないですが、いろいろなパターンの想定はして、準備できるところは準備しておこうと思います。