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節約の空回り

 

節約のつもりが…

 

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私が老後に向けて資産を蓄えるために、まず大切にしているのが「節約」です。働いている形態が、アルバイトみたいなもんなので、これから先も大幅な昇給は期待していません。だから日々の節約から「投資資金」を工面しているわけです。

 

節約を半ばゲームのような感覚でとらえているので、辛くはありません。強いて言えば、どうしても必要なものを購入しなければならない時に、「せっかく節約生活しているのに…」と悔しい思いをするぐらいです。
 
今日はそんな節約の難しさを学んだ一日でした
 
2週間ほど前、あまりにも部屋の湿気がひどい日がありました。エアコンをつけて少し除湿しようと思い、今年初めてエアコンの電源を入れました。普通に運転しているようだったのですが、部屋がまったく冷えない。
 
おかしいと思い、室外機を確認すると、微動だにしていませんでした。ショックです。これから活躍してほしい季節なのに。
 
まぁ、わが家の前の持ち主が12、3年程前にリフォームをして、その時に取り付けたエアコンのようなので、もう替え時です。すごく残念ですが、仕方ない。シンプルなエアコンでええわ、と思い、さっそくインターネットでお安いシャープのエアコンを注文しました。
 
エアコン繁忙期に入っているので、取り付け工事は10日強待ち。やっと今日、取り付けの日がやってきました。
 
ここ数日はニャンコたちも暑そうに、ぐだぐたしているので、数日前から「もう少しの辛抱やで~」となだめて、今日を楽しみにしていました。
 
 

取り付け工事の親切なおじさん

 
取り付け工事のおじさんが、正午過ぎに来てくれました。そして、現在あるエアコンをチェック。なんだか嫌な予感がしました。おじさん、少し唸り声をあげています。
 
実はうちのエアコンは、配管がお風呂の屋根裏を通って外に出ているんです。それをチェックしながら、唸り声。「あぁ、どうか今日中になんとか工事してくれますように…」と願いながら、麦茶なんかを出してみました。
 
するとおじさん、「うちは実は屋根裏の配管工事をしていないんです」と。嫌な予感的中です。しかも「この部屋に、ご購入のエアコンは小さすぎますよ。コンセントもこちらは200Vですが、あのエアコンは100Vなんです」と。はぁ~。
 
「どうしたらいいですか?」と恐る恐る聞いてみると、おじさん、ネットショッピングの会社に電話するために、一度外に出て行きました。
 
ニャンコたちは、2階の和室に監禁状態です。そちらも気にしながら、ドキドキおじさんを待ちました。
 
しばらくして戻って来たおじさんは、「どうしても、とおっしゃるなら取り付けしますが、エアコンはパワー不足ですし、工事に追加の費用もだいぶかかります。せっかくなので、一度このエアコンをキャンセルして、買いなおされたらどうですか?」と。
 
最初は、よっぽど工事すんのが嫌なんか?とも思ったのですが、どうも本気で私のために言ってくれているようなんです。うちの1階は7畳ぐらいの広さなので、6畳用でも十分かと思ったのですが、パワーも小さいし、特に暖房は弱いですよ、と。
 
わが家の1階は、夏はそこそこ涼しいのですが、その分冬は寒いです。「暖房は弱いですよ」が決め手となり、おじさんのおすすめどおり、そのエアコンはキャンセルさせていただくことにしました。
 
さて、そんな会話中にも汗が滝のように流れる今日の暑さ。早く注文しなおさないと、また1週間、2週間は待たされる!おじさんいわく、量販店の方が工事が早いかもしれない、ということだったので、おじさんを丁寧に見送って、さっそくバイクで家電量販店へ!
 

親切な店員さん

1軒目の量販店で、声をかけてくれた店員さんに今日のいきさつを伝えると、心なしか難しい表情をして、「現場を確認させてもらってからの工事となります」とのこと。「現場確認も早くても26日以降です。取り付け工事は、そのまた1週間後以降になります」と言われ、気持ちがなえました。売る気もなさそうだったので、すぐに2軒目へ。
 
2軒目では、今日のいきさつは伏せておいて、200Vの3つ口のコンセントで、部屋は7畳強ぐらい、ということだけ伝えました。200Vのエアコンとなると、上位機種がほとんどなんですね…。知らんかった。何で200Vやねん、うち!
 
この辺で、節約大好きな私は、また意気消沈。安いエアコンはわが家には向いていない…。店員さんは「コンセントを工事して100Vに変更することも可能は可能ですよ」と説明してくれましたが、いろいろ話を聞いていると、結局はせっかくなのでパワフルなエアコンを付けておいた方が、省エネにもなりますよ、と。
 
その時点での一番の候補は、ダイキンの14畳用エアコン。店頭価格は118,000円です。もともとネットで注文したエアコンは、5年保証と送料を入れて71,000円でした。ダイキンの方は10年保証付き。
 
5万円も高なる。嫌やなぁ、お金使いたくないなぁ、と悲しい気持ちになりましたが、エアコンは体調管理にもとても重要。ダイキンは室外機も長持ちするように、強く作ってあると聞き、次第に少しずつ納得。
 
そして、店員さん、「取り付け工事に、たぶん普通より1万円多くかかりそうなんで」と言って、本体価格を1万円値引きしてくれました。もういっか。これ以上何軒も見に行って、1日潰すのもいややしなぁ。
 
ということで、決めました。というか、まだ1週間後に見積もりに来てもらって、その3日後に取り付け工事の予定です。工事費用がすごく高かったら、また考え直しても良いということでした。
 
おそらく、合計で本体価格以外に2万円前後ではないか、とのこと。これに関しては、今日のおじさんに頼んでいても同じような感じでした。だから、差額は本体価格の5万円。やっぱりきついなぁ。
 

まとめ

なんだか気疲れする1日でしたが、おじさんのアドバイスを聞いておいてよかったです。目先の安さを気にしすぎて、全然パワー不足のエアコンをこの先10年使うとなると、後悔していたと思います。
 
安いエアコンが10年もっていたかもわからない。今回購入することにしたエアコンは、10年間無料修理付きなので、10年は使えるはず。
 
節約のつもりが、結局高くついた、ってことになりかけた今回のお買い物。おじさんのおかげで、正しい選択に変更できたと思います。おじさん、ありがとう!
 
それにしても、節約って難しい。安い方を選ぶということだけが節約ではないのですね。まだまだ修行が足りません。