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マンモトームってご存知ですか?

 

乳がん検診の大切さ

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日本は、乳がん検診の受診率がまだまだ低いと聞きます。それでも、小林麻央さんのブログをとおした勇気ある行動によって、たくさんの女性が乳がん検診を受けるようになったそうです。素晴らしいことです。
 
私は、30歳ぐらいの時、集団検診の際にしこりが見つかり、「要再検査」の判定が出ました。恐る恐る検査に行くと、乳腺が多めなのが気になるが、大丈夫とのことでした。そして、それから、毎年乳がん検診を受けるようにと言われました。

 

それからは、もちろん検診を欠かさず受けていました。そして5年ほど前に、引っ越しに伴って乳腺クリニックを移りました。すると、「乳腺症です」と診断され、さらにマンモグラフィに乳腺の石灰化が写っているのを指摘されました。
 
石灰化は、マンモグラフィの写真には、白くて小さい点々がたくさん固まって写ります。乳がんが原因で石灰化が起こることもあるので、石灰化が見つかると、経過をよく観察して、急に増えたりしないかチェックしてくれるようです。
 
新しいクリニックの先生は、それまでかかっていた先生よりも注意深くて(ありがたい)、初診の時から少し「要注意やな」と思っておられたようです。半年後に再度検査に来るように言われました。
 
2回目(最初の検診の半年後)の検診の時だったと思います。再度マンモグラフィーで画像を確認した先生の表情が曇りました。年月が経っているので、先生との会話ははっきりとは覚えていませんが、乳がんの可能性があるので、マンモトームという検査をした方が良いということでした。
 
確か、紙に図を書いていろいろ説明してくださったように記憶しています。そこで、癌の可能性を5段階ぐらいの真ん中だと言われました。その時は、パニックにおちいったりはしてませんが、何も実感がわかず、ぼーっとしていたと思います。
 
その1ヶ月後にマンモトームの検査の予約を入れました。「1ヶ月待っている間に癌が大きくなったりしないんですか?」とか聞いたような気がします。「1ヶ月ぐらいではあまり変わりませんから大丈夫です」と言われ、本当はすぐにでも調べて、当日にでも結果を知りたいぐらいの焦る気持ちを抑えながら帰りました。
 
それからの1ヶ月は最悪でした。やっぱり気になるので、インターネットでいろいろ検索してしまうんです。まずは乳がんについて検索し、怖くなって、不安になって…。それ以上読むのは止めました。
 
その次は、マンモトームについて検索。これも止めておけばよかったかも…。どの体験談を読んでも麻酔の注射が「痛すぎて気を失うかと思った」とか、「一生で一番痛かった」とか書いてあるんです!
 
でも、私と同じように、マンモトームで検索して、このブログにたどり着いた方がいらっしゃったら、ご安心ください!!私の場合、まったく、まったく痛くなかったです!^^
 
マンモトームというのは、マンモグラフィで乳腺の状態を見ながら、太い針を刺して、疑わしい部分の組織を取って、生検に出して調べる検査なんです。もちろん局部麻酔を打ってくれますが、多くの人が、その麻酔が痛いと書いてました。
 
でも、私の先生の腕が良いからなのか、私が鈍いのか、まったく痛くなかったんです。あれ?もう終わりましたか?ぐらい。検査の時に針を刺すのは、麻酔がしっかり効いているので痛くはないですが、違和感は感じました。
 
そして、貧乳の私は、マンモグラフィの機械におっぱいを挟むのが一苦労なんですが、挟んだまま動いてはいけないので、体勢を保つのが非常にしんどかったです。そして、針は機械で勢いよく発射するのですが、その音が大きいのなんの!ビビりまくりました。
 
無事検査が済み、先生が「大丈夫ですか?」と聞いてくださった時に、「はい。でも、腕の下あたりに何か流れるような変な感じがしました」と恐る恐る報告すると、「緊張して変な汗かいただけですわ」と笑われました^^;。そうなんです、緊張のあまり脇汗がだらだら出ていたのです。
 
ひと笑いの後、なぜか「見ます?」と言って、取れたての組織を見せてくださいました。記憶が確かではないですが、白っぽいミミズ状のものが4、5本トレイに並んでいました。
 
無事に組織が取れたといっても、そこから生検です。結果が出るまではずっとまた緊張の日々。そして、1週間後ぐらいだったと思うのですが、結果を聞きに行って、問題なしと言われました。
 
それからも、数年の間は半年に1回マンモグラフィで検査。今はようやく、1年に1回のマンモグラフィと、半年に1回のエコー検診で落ち着いています。それでも、半年ごとにクリニックで診てもらっています。
 
今では、マンモグラフィの画像を先生と一緒に眺めながら、「ここちょっと増えていませんか?」とか気楽に質問できるようになりました。というか、偉そうに質問をさせてくれる、フレンドリーな先生なんで、すごくありがたいです。
 
やっぱり、精密検査を受けろ!と言われるとすごく怖いもんです。でも、検査を受けて、心配ないです、と言われる場合もたくさんあるわけですから、怖がらず、億劫がらず、こまめに検診を受けることをおすすめします