音楽は必要なかった

 

ジョギング中は…

私はもともと音楽に疎いです。何が音楽的におしゃれなのかもさっぱりわからないし、あまり興味もありません。とは言っても、こんな私でも、BGMが欲しいときはやっぱりあって、そういう時は、「US TOP40」みたいなラジオで選曲されるような、流行りの洋楽が流れていれば満足です。

週に4日か5日のペースで続けているジョギング中も、毎日音楽を聴いています。最初は暇つぶしというか、気を紛らわせるためにと思っていました。時間が早く過ぎるかな？しんどさを忘れるかな？とか考えて。

 

でも、昨日走りながら、ふと音楽を消してみようと思いついたのです。ナゼだかはわかりません。そうしたら、頭の中がすごくクリアになって、いろいろな考えが浮かんできました。今までは音楽に邪魔されて聞こえていなかった、自分の頭の中が聞こえてきたような感じです。

 

私の場合、退屈どころか、音楽が無い方が楽しんで走れることに気が付いたのです。自分の呼吸の音や、お腹（腸？）の活動している音や、とにかくいろんな音もよく聞こえるので面白い。

 

しばらくは、音楽無しで走ってみようと決めました！人生も折り返し地点を過ぎたところ。若い頃よりも、たくさんの経験をして、知識も増え、考えることもいっぱいあるはず^^;。せっかくだから、ジョギング中にありとあらゆることに思いを巡らせてみます。

 

 

No music, no life…

 

タワーレコードさんのキャッチコピー？スローガン？ですよね。本当に音楽が好きな人には、すごく共感できるすばらしいフレーズだと思います。音楽に疎い私でさえ、共感できます。音楽が無い世の中なんて、すごく味気ないだろうし、寂しいでしょう。

 

ただ、たまには音楽の無い時間を楽しんでみるのもいいかもしれませんよ。以前は、ピクニックに行っても、ビーチに行っても、友達の誰かがポータブルスピーカーを持っていて、音楽をかけていました。でも、せっかく自然の中にいるのだから、自然の音を楽しめばよかったと思います。波の音も、風や鳥の声も、もっと聴いておけばよかった。

 

これからは、本当に音楽を楽しみたいときには、音楽をちゃんと聴き、それ以外の時は、音楽の無い静けさも楽しみたいと思います。