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食生活について考えてみる

 

ビーガン?ベジタリアン

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先月の記事にも書いたのですが、『Cowspiracy』という、とても興味深いドキュメンタリー映画を観ました。その映画を観たことをきっかけに、ビーガンやベジタリアンといった食のスタイルについて考える機会に恵まれました。
 

 

ビーガンと呼ばれる、完全菜食主義者になるのは、やっぱり難しいです。というか、正直、ベジタリアンになることさえもかなりハードルが高いです。
 
でも、いろいろ調べていると、ベジタリアンの定義にもいろいろあるみたいなんです。例えば、動物肉と魚介類は食べないけれど、乳製品や卵、蜂蜜はOKなのが、『ラクト・オボ・ベジタリアン』、それに加えて卵も食べないのが『ラクト・ベジタリアン』、卵はいいけれど、乳製品は食べない(もちろん動物肉と魚介類も)のが、『オボ・ベジタリアン』といった具合です。一番ハードルが低そうなのが、『ノン・ミート・イーター』。動物肉以外は全てOKです。
 
 

ベジタリアンになる理由?

 
ベジタリアンの人たちがベジタリアンたる理由は、いろいろあるようです。まずは宗教。私は無宗教なので、完全には理解できませんが、ある宗教を信仰する家庭に生まれて、その宗教では動物肉や魚介類を食べることが禁じられているとします。そういう環境で生まれ育つわけですから、もう生まれた時から自然とベジタリアンですよね。
 
もちろん大人になってから、自分の意思で特定の宗教を信仰する場合もあります。そんな大きな決断をするなら、その宗教の食に関するルールも承知してるはずなので、これも問題なく受け入れられるんでしょう。
 
ベジタリアンというスタイルを選ぶ動機の2つ目は、倫理的な理由です。動物の命を奪ってまで、その肉を食べる必要があるのか…。ヨーロッパの一部の地域では、動物を安楽死させてから、肉の加工をするというところもあるそうです。とは言っても、ほんの一部のようですが…。真相は家畜になってみないとわかりませんが、動物たちは殺される前に、そのことがわかるといいます。
 
私がベジタリアンになることに成功するとすれば、これが一番の動機になる気がする。きれいごとを言っていると思われるかもしれませんが、私は小さい頃から動物が大好きです。動物、とくに哺乳類が、自分が食べるお肉のために命を奪われている、と考えると罪悪感でいっぱいです。
 
そして、もうひとつの動機は環境保護の見解からです。映画『Cowspiracy』でも取り上げられているように、畜産業は環境破壊の大きな一因となっていることがわかっています。たくさんの水を必要とし、熱帯雨林が破壊され、二酸化炭素やメタンガスを大量に排出しています。ひとりひとりが、肉の消費量を減らすことは、地球温暖化を食い止めるのに大いに役立つそうです。
 
健康のために、ベジタリアンになることを選択するひともいるそうです。ベジタリアン生活習慣病認知症、癌などのリスクが少ないそうです。この理由も、私にとっては、背中を押す理由のひとつになると思います。
 
 

さて、どうする?

 
何でもそうですが、強い動機が無いと成し遂げるのは難しい。完全なベジタリアンになるというのは、すごく大きな決断です。残念ながら私には、まだその決心はつきません。それでも、こうして少し考える機会があったのは、何かのご縁。少しずつ近づいていけたらいいなぁ。
 
最近は、スーパーでお肉売り場に近づくことがなくなりました。もともと、そこまで肉好きではないので、まったく無理せず肉売り場をスルーすることは可能。でも、ひとつどうしても、最後まで足を引っ張りそうなのが、「餃子」です。餃子は私の好きな食べ物トップ3に入ります。今日も、王将で餃子を注文してしまいました…。
 
でも、餃子を食べながら、少しだけ「お肉やなぁ」と思っていました。それだけでも少し前進です。お肉を食べる時は意識。節約と同じです。買い物をするときは、費用の区分や予算の残高をいちいち意識する→無駄遣いが減るんです。
 
しばらくは、『意識すること』を続けていき、一歩一歩『ノン・ミート・イーター』へ近づけるように進んでいきたいと思います。