やっぱり日本の健康保険は優秀
みんながうらやむカナダの健康保険も…
以前のブログで、アメリカの健康保険がひどいという話を書きました。その同じ記事にもチラッと書きましたが、それに対してお隣の国カナダは、医療費が基本的に無料という、うらやましい限りの保険システムを持っているのですが、先日カナダ人の友人と健康保険について話していて、私が知らなかった新しい情報を得ました。
カナダでは、窓口で診察料を支払う必要はありませんが、当然ながら医療がタダというわけではなく、その財源はほとんどの州で所得税から賄われています。州によっては、決まった額の保険料を支払うようです。
窓口での支払いが無い、ということで「医療が全て無料の夢のような国」と勘違いされやすいのだと思いますが、実際は、無料なのは診察費だけなんですって。薬や眼科、歯科の診察は実費です。会社で働いていたら、会社が別の保険に入ってくれていて、歯科の診療などもカバーされるそうですが…。
さらに、所得税についてはそこまで日本と差があるわけではないようですが、カナダは消費税など他の税金は高いです。高い税金を払って、中途半端に無料な(すみません。素直な感想)医療システム…。
やっぱり日本の健康保険は素晴らしい
うちの父はここ数年間、高額の薬を処方されています。もしうちの家族がアメリカ在住だったなら、こんなに高額の薬代そして医療費を支払う余裕なんてありません。姉と私の収入を合わせても無理でしょう。カナダ在住であったとしても、薬代できっとすごく困っていたと思います。
でも、日本では基本的にはお薬にも保険が適用されます。しかも、「高額療養費制度」という素晴らしい制度があり、ある一定額以上を超えて支払った医療費は、申請すると払い戻される制度があります。
日本人でよかったなとつくづく感じます。長年景気が悪く、ぱっとしない日本ですが、私は日本人に生まれてよかったと思います。でも、もっともっと日本が住みやすく、みんなが必要最低限の生活を不安なくおくれるような国になってほしいです。政治家のみなさん、しっかりがんばって~。