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お金に興味が無さすぎるのも、どうだろう

 

お金なんてどうでもいい?

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ずっと若い頃は、お金にこだわらない男性が理想だと思っていました。お金にこだわる人は、ケチな印象があったし、ケチケチしていたら一緒にいてもつまらないと思っていました。確かにケチすぎる人は、今でもどうかとは思いますが、「ケチ」に対するハードルは歳とともにぐんっと下がったと思います。例えば、友達とランチに行く時に、「できるだけ安いところがいいな」とか「1,000円ぐらいで探そう」と気軽に言えます。それをケチなんて思いません。かえって、堅実でいいと思います。

 

それに対して、「お金なんてどうでもいい」と思っている人はどうでしょうか?いろいろなお誘いにも軽く応じることができて、例えば高めのレストランでの食事も気軽にできる。買い物も自分の持っているお金の範囲内であれば、躊躇せずに欲しい物を買える。周りの人に対しても気前よく、食べ物や飲み物をおごってくれる。お金に執着しないなんて、ちょっとカッコいいですよね。モテそうです。若い頃はそんな男性がよかったんですよね。でも自分のパートナーだったらどうでしょう。なんだか危なっかしい気がしませんか?
 
 

あるアメリカ人と話をして思ったこと

 
アメリカ在住の姉が住んでいる地域は、新しい家がたくさん建っている比較的裕福に見える住宅街でした。そこで、「ここらへんの人たちはどんな仕事してはるんかな?そこそこ稼いではるんやんな?」と聞くと、「いや、みんながみんなそうじゃないと思うで。こっちの人はあるだけお金を使ってしまう人が多いねん。」とのこと。
 
なるほど。そういえば、リーマンショックの一因となったサブプライムローンは、低所得でも審査なしで組める住宅ローンだったので、本来なら家を買う経済力なんてない人たちがローンを組んでしまい、大変なことになりました。そんな使い方はちょっとお金との付き合い方を間違いすぎていますよね。
 
現地の人とおしゃべりをする機会があったのですが、その人も安定した仕事を持っているにも関わらず、家賃、車のローン、学生ローンを支払うので精一杯だと嘆いていました。アメリカは特に学生ローンが大変なんですね。学費も年々上がっているようですし、日本のように両親に学費を面倒みてもらっている人なんて、あまりいないようです。まだまだ学生ローンがたくさん残っている彼は、「お金なんてどうでもいい。お金なんて大嫌い。」と言ってました。私は「えー!私はお金が大好きやで~」というと「リアリー??」と大げさに驚いていました。
 
確かにお金に苦労している人ほど、「お金なんて嫌い」と思うのが自然。お金がふんだんにある環境で「お金なんて嫌い」という人は、大金持ちの妻や子供で、寂しさから言っているのではないでしょうか(ドラマの観すぎ)。でも、お金好きの私は、低所得層にばっちり当てはまります。その彼に「私は月収は20万円以下だけど、少ない中でやりくりするのが楽しいんだよ」と伝えましたが、反応はイマイチでした。^^;
 
でも、お金なんて嫌いと思っていると、しっかりとお金と付き合うことができません。お金と正しく付き合うことができないと、お金を蓄えることなんてできません。少ない収入でも、複数のローン返済に苦労していても、お金が好きで、お金に興味を持って知識をつけていくと、きっとうまいことお金を蓄える術がついてきます
 
 

まとめ

 
「お金が好き=ケチ=お金持ち」というのは、必ずしも成り立たないと思います。私は貧乏でもお金が好きです。お金が無いからお金を使わない、ということはケチには含まれないと思います。「お金に執着しない=善(カッコいい)」というのも、必ずしも成り立ちません。うちの父は全くお金に執着しない人で、そんなところをカッコいいと思うこともありましたが、それは子供視点だからで、母からすればいい迷惑だと思います。お金に執着しないので、将来の備えなども全くしない。だから母が全部背負っていました。父はお金に執着しなかったので、いつもお金に困っていました。
 
これからも、大好きなお金と仲良くしていけるように、たくさん勉強して、知識を付けていきたいとおもいます。そして、楽しい老後に向けて、しっかり備えていこうと思っています!